骨盤のゆがみから起こる
身体の痛みに注意
骨盤は身体の中心に位置しており、身体全体を支える土台となる部位です。
しかし、日常生活でのアンバランスな身体のつかい方や不良姿勢などによって、骨盤にゆがみを生じることがあります。
骨盤にゆがみが生じると、身体を動かしたときに筋肉や関節へ負担がかかりやすくなり、痛みや動作制限の原因になる可能性があります。
そのため、普段の身体のつかい方を見直し、ゆがみを起こさないように心がけることが大切です。
また骨盤のゆがみは、姿勢を意識することで予防が可能とされており、適切な対処を行うことで改善も可能といわれています。
ここでは、骨盤がゆがむ原因や、ゆがみによって引き起こされる症状、ゆがみの対処法などについてご紹介していきます。
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目次
こんな悩みはありませんか?
- 肩の高さが左右で異なる
- 長時間座っていると肩がこる
- 慢性的な腰痛に悩まされている
- 身体が疲れやすい
- 出産を機に身体がゆがんでしまった
- 骨盤がゆがんでいるか気になる
骨盤のゆがみは
誰にでも起こる症状
骨盤の構造とゆがみの原因について
骨盤は身体を支える重要な部位であり、普段の身体のつかい方や姿勢など、さまざまな原因で骨盤のゆがみを生じるといわれています。
●骨盤の役割
骨盤は身体の土台であり、常に身体を支え安定させています。
骨盤がもつ役割は、次のようなものがあります。
・上半身を支える
・下半身を安定させる
・歩行のサポートを行う
・内臓を保護する
骨盤には上記のような役割があるため、姿勢や動作によって常に負担がかかりやすい部位だと考えられます。
●骨盤がゆがむ原因
骨盤がゆがむ原因には、次のようなものが挙げられます。
・不良姿勢
日常生活のなかで、次のような姿勢・動作を行う方は、骨盤がゆがみやすいといわれています。
・足を組んで座る
・同じ側で重たいバッグを肩にかける
・片脚重心(立ち方・歩き方)
このように、偏った身体のつかい方をしてしまうと、特定の筋肉ばかりが使用されて硬くなる可能性があります。
筋肉の硬さに身体の前後・左右で違いがでると、硬い方へ骨盤が引っ張られることが考えられます。
・出産によるもの
女性は、妊娠・出産を機に骨盤が変形するといわれています。
一般的には、出産によって変形した骨盤は、時間の経過とともに徐々に戻るとされています。
しかし、なかには骨盤の変形が戻らないこともあります。
その場合には、骨盤矯正やゆがみ改善のための体操などを行う必要があるでしょう。
●筋肉や関節の緊張
腰やお尻まわりの緊張で骨盤が引っぱられ、ゆがみを生じるといわれます。
また、骨盤はわずかですが可動性があるため、関節の動きが悪くなることがゆがみの原因になることもあります。
骨盤は柔軟性があるため、筋肉に引っぱられることでゆがみを生じやすくなっています。
不良姿勢がつづくと骨盤がゆがんでみえることがあり、見た目にも影響を与えるとされています。
骨盤がゆがむことでみられる症状
骨盤のゆがみをそのままにしていると、次のような身体の不調をまねく可能性があります。
●腰痛
骨盤の傾きによって腰の筋肉に負担がかかり、腰痛を引き起こすことがあります。
骨盤がゆがんだ状態でスポーツや立ち仕事をしたり、長時間同じ姿勢がつづいたりすると、特定の部位に負担がかかるため、痛みにつながる可能性があります。
●肩こり
骨盤にゆがみがあると、その上に乗っている背骨にもゆがみを生じる可能性があります。
背骨には、頭の重みをうまく支えるための、生理的な弯曲があります。
しかし、骨盤のゆがみによって背骨の弯曲が強くなる(猫背姿勢)と、頭部が身体の前方に突出するため、首や肩の筋肉への負担が増えるとされます。
その結果、筋肉が緊張して肩こりを発症すると考えられます。
デスクワークで肩こりを発症している方は、骨盤のゆがみを生じている可能性があるため注意が必要です。
●背中の痛み
骨盤や背骨にゆがみがあると、背中が丸くなる傾向にあります。
前方に傾いた頭部を支えようと背中の緊張が強まり、痛みがあらわれることがあります。
もともと不良姿勢の方は、背中を丸めた姿勢を取ってしまうことが多いため、背中の緊張が増して痛みを生じやすくなっています。
●下肢の痛み
骨盤にゆがみが生じると、骨盤まわりの筋肉が緊張して腰や股関節の動きが悪くなりやすいです。
その結果、膝や足首への負担が増え、下肢の痛みを生じることがあります。
また、慢性的な腰痛に悩まされている方は、腰の痛みをかばうために姿勢を悪くして歩いている方もいらっしゃいます。
その場合、腰や股関節のかわりに膝や足首を必要以上に動かさなければならず、その負担によって痛みを生じると考えられます。
骨盤のゆがみで
悩まされないために
骨盤のゆがみの改善方法について
骨盤のゆがみを改善するには、次のような対処法が有効とされます。
●ストレッチ
ストレッチによって、骨盤を引っ張っている筋肉の緊張をやわらげましょう。
腰や肩の痛みに対しては、次のようなストレッチが効果的といわれています。
・腰のストレッチ
仰向けの状態で両膝を曲げ、膝を揃えたまま左右に倒します。
・股関節のストレッチ
仰向けの状態で、片足を90°曲げた状態で、そのまま反対側に倒します。
・股関節のストレッチ②
右の内ももを伸ばす場合、仰向けになり右膝は外側に倒します。
次に、左膝を伸ばし右足首あたりに乗せます。
数字の4の字のような姿勢になっていることを確認し、この状態を10秒~15秒ほどキープしましょう。
終わったら反対側も同様の方法で伸ばしていき、これを2~3セットほど繰り返し行います。
※内ももの筋肉の伸びを軽く感じる程度に行い、無理のない範囲で続けましょう。
・肩のストレッチ
頭より高い位置で両手を壁につき、お辞儀をするように身体を前に倒すことで肩甲骨まわりの筋肉を伸ばします。
骨盤がゆがんでいると、腰や肩、股関節まわりに大きな負担をかけるため、痛みや動かしづらさを感じたらストレッチを行うことをおすすめします。
また、デスクワーク中はこまめに休憩を取り、腕や腰をまわしたり、ストレッチをしたりすることで症状をやわらげましょう。
・ストレッチを行うときの注意点
ストレッチをする際、筋肉の伸びが気持ちいいと感じている方はついつい強くストレッチをしてしまうことがあります。
しかし、自分の動かせる範囲を超えてストレッチをすることは、筋肉を逆に筋肉を痛めることにつながる場合があるため注意が必要です。
また、凝り固まっている筋肉に対してストレッチを行うことも、筋肉を傷める要因になるため適度な力加減でストレッチを行うことが大切です。
●身体を温める
身体をよく温めることで、筋肉の緊張を緩和しましょう。
・入浴(湯船につかる)
・ホットパック
・ホッカイロを貼る
上記のような方法で身体を温めると、骨盤のゆがみによる筋肉の痛みを軽減する効果が期待できます。
また、骨盤のゆがみによって筋肉が硬くなると、手や足に神経症状を生じることがあります。
その際も身体を温めることで筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで症状の軽減が期待できます。
痛みやしびれがあらわれたときは、身体をよく温めましょう。
●腰のトレーニング
下半身のセルフケア方法として、三ツ境やわらか整骨院で行っている関節トレーニングの一部をご紹介いたします。
①身体をまっすぐにして椅子に座り、腕を外回しして手のひらを外に向けたまま肘と股関節が近づくようにします。
(脇腹に力が入ります。)
②仰向けに寝て、足の裏を合わせたまま股関節と膝を曲げます。
(下腹部の奥に力が入ります。)
③仰向けに寝て膝を立ててつま先を少し内側に向けます、そのままお尻を持ち上げます。
(内ももに力が入ります。)
各動作10秒を5回くらい、できるだけ大きい動作かつ、さまざまな角度で行うとより効果が期待できます。
※無理なトレーニングはかえって症状を悪化させてしまうことがあるため、痛みのない範囲で行うことが大切です。
また、関節トレーニングは症状によって方法が異なります。
そのため、三ツ境やわらか整骨院では患者様の状態に適したトレーニング方法をご紹介しております。
誤ったセルフケアを続けることも、症状の悪化につながる場合があります。
ご自身の状態に適したトレーニング方法を知りたい方はぜひ一度当院にご相談ください。
三ツ境やわらか整骨院での
【骨盤のゆがみ】の
施術・対処法
三ツ境やわらか整骨院では、腰部の筋緊張によるテンションのアンバランスが、骨盤のゆがみの要因と考えております。
また、腰部および骨盤周辺の関節の動きが硬くなることも、要因になると考えております。
日常生活の中で患部に負荷がかかりやすい動作やくせがないかをチェックし、またそれらを改善することで再発の予防を図ります。
カウンセリング後に患部を目視や触察により観察し、痛みが発現する姿勢や動作を確認します。
骨盤のゆがみを改善するには、血行を促し筋緊張を和らげるための手技療法・超音波療法・マイクロカレント療法・温熱療法が効果的です。
腰部の筋肉を軟らかくするためには、緩消法が大変効果的です。
さらに、良い状態を維持するためには、関節を安定させてより強い負荷に耐えられる身体を作る関節トレーニングも必要に応じてご案内します。
著者 Writer
- 白川 倫敬
しらかわ みちひろ - 所有資格:柔道整復師・ランニングシューズフィッティングアドバイザー
生年月日:1976年3月1日
血液型:O
出身:神奈川県横浜市
趣味:登山・ジョギング
得意な施術:緩消法・関節トレーニング
ご来院されるお客さまへ一言:
一日でも早くその痛みや不安から解放されるように一緒に頑張りましょう。
施術案内
MEDICAL
保険施術
捻挫・打撲・挫傷など外傷については保険適用が可能です。
骨折・脱臼は、応急処置後に医師の診察を受けていただき、医師から当院で処置を行うことについて同意が得られましたら保険の適用となります。
緩消法
身体の痛みや不調は筋緊張による血行不良が要因となります。
その筋緊張を極限まで軟らかくする方法です。
しっかりと軟らかくすると痛みの再発もなくなります。
靴(シューズ)の履き方・選び方セミナー
靴(シューズ)は正しく選んで正しく履かないとケガや故障につながります。
逆に正しく使えばケガの予防、パフォーマンスアップにつながります。
普段、なにげなく履いている靴ですが、見直すことでメリットがたくさんあります。
関節
トレーニング
身体には、過剰に働いている筋肉とサボっている筋肉があります。
そのサボっている筋肉をしっかりと刺激することで、関節の安定性が高まり痛みの改善や競技パフォーマンスアップにつながります。
物理療法
マイクロカレント(微弱電流)療法は、身体に感じない程度の弱い電気を流します。
電気を流すことで自律神経の調整し、疲労回復や損傷部の回復への効果が期待できます。
超音波療法は、超音波を患部に照射することにより、損傷した軟部組織に温熱効果とミクロのマッサージ効果が期待できます。
超音波の特性上、効果が深部まで届きます。
交通事故施術
当院では交通事故後に、まず医療機関を受診していただきます。
その医療機関での診断をもとに患者様へヒアリングを行い施術を行っていきます。
当院のご紹介
ABOUT US
三ツ境やわらか整骨院
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神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境104-5
フローラルライフ三ツ境103
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